ポンプ39号 目次に戻る

 

協会だより

赤坂さくら紀行

 

(社)河川ポンプ施設技術協会

 

 

 さて、ようやく春らしくなり、街並みも空気もほんのり薄紅色に染まり出す・・・そうです、お花にお団子に忙しい桜の季節となりました。皆様にも一押しのお花見スポットがあることかと思います。当協会がある赤坂周辺にも、お花見スポットはたくさんあり、この時季、散策をするのにもってこいです。その中でも私たちが開花を毎年楽しみにしている、とっておきスポットを3箇所ご紹介します。

 

1.赤坂氷川神社(赤坂6丁目)

 

 氷川神社は、当協会脇の南部坂を上って左手に進むと見えてきます。この神社には、天然記念物に指定されている銀杏の大木があり、ついその大きさに目が奪われてしまいますが、境内のあちらこちらに桜の木が植えられていて、毎年、花見を楽しむ地元の方たちで賑わいを見せています。また、その花の向こう側には、新名所・東京ミッドタウンが見え、都会のお花見らしい景観となっています。

 

2.桜坂(赤坂1丁目)・スペイン坂(六本木1丁目)

 

 桜坂は、当協会とは六本木通りを挟んだほぼお向かいにあります。第二次世界大戦前まで、この坂の下にはこの名前の由来にもなっている大きな桜の木がありました。その大木はもうありませんが、代わりに今では坂の両側に桜の木が植えられ、並木道となっています。
 その隣にあるスペイン坂は、六本木通りとスペイン大使館を結ぶ坂です。ここもまた桜並木になっていて、二つの坂を併せて造られた期間限定・薄紅色のトンネルは、まさに見事の一言です。また、ここを歩くときは、是非スペイン坂側から上がってみて下さい。坂を上っていきますと、坂の正面に東京タワーが徐々に姿を現し、ちょっとした感動があります。スペイン坂を上りきって角を左に曲がると桜坂の並木に続いていきます。

 

 


3.六本木ヒルズさくら坂・毛利庭園(六本木6丁目)

 

 近年、再開発が著しい六本木地区も当協会に程近い場所に位置します。その中核である六本木ヒルズにもさくら坂があり、ソメイヨシノの若木が植えられています。
 毛利庭園は六本木ヒルズ内にある日本庭園で、長門長府藩毛利家の麻布日々窪邸の一部でしたが、六本木ヒルズのオープンを機にこの界隈の新しいオアシスとして、親しまれています。この庭園にもソメイヨシノ、陽光桜、しだれ桜があり、開花時には、ともに夜間ライトアップを行っていて、夜桜を楽しむ人々で賑わっています。

 

 以上、当協会にお越しの際はぜひ足をお運び下さい。きっと、赤坂の新たな魅力にお気づき頂けるのではないでしょうか。 


ポンプ39号 目次に戻る

 

このページのトップに戻る